イギリス人とアメリカ人の違いって?
Hi! y Hola! 大人世代アウトバウンド啓蒙家・TAKEです。
今日は通っている英会話のイギリス人先生の話をシェアしますね。この方は確かまだ30歳台の割には大学院出だけあって知識レベルが高く、いつも興味深い話を聞かせてくれます。今日の話題のきっかけは、
ウーバー(Uber)
でした。ご存知の方も多いかと思いますが、米国発のタクシー代替サービスですね。Air bnbが空いた居住スペースのシェアとすれば、Uberは空いた自動車席のシェアです。考えてみたら、うちの車なんて土日しか使わないし、稼働率数パーセントですよね。このような空き資産を割安でシェアするビジネスが普及し始めています。
ところが、日本ではUberもAirbnbもなかなか普及しませんね。というか、タクシー業者やホテル業者など既存の業界を守る規制のため、世の中の変化が遅いのです。一方、アメリカは新しいビジネスモデルを生み出す国で、イギリスはそれに3年は遅れるというのです。
そこで、その先生が言うのは、
アメリカと日本の間にイギリスがある、
なのだそうです。アメリカのように何でもかんでも新しもの好きで、毎日めまぐるしいのに対して、日本は遅々として変わらず。何ヶ月もカルロス・ゴーンや嵐の話題を繰り返すマスコミ。これは良くもあり悪くもあるわけですが、
日本のこの「安定さ」
は住むには良いというご評価なのです。
それから話題は更に遷移して、次はチップの話です。アメリカ人にとってチップは半強制的で、日本には習慣すらなし。イギリスはケースバイケースとの事。アメリカの最低賃金が低いのも関係しているとの事ですが、このような
「英米」の差
の存在は、私にとって新鮮でした。これまでは「欧米人」を十把一絡げに同一視するというか。このように、英語を通じてお互い打ち解けたシチュエーションがあれば、
これまで気づかなかった価値観に出会う
事ができますね。話は益々盛り上がり、この次はデジタル・ディスラプション(デジタルによる破壊的イノベーション)につながっていきました。Transfer Wiseという海外送金アプリがあれば既存の銀行サービスはいらない、といった話で、キリがありません。面白いですね。
それでは今日はこの辺で。Until next time! y Hasta luego!