今の日本を憂う!?
Hi! y Hola! 大人世代アウトバウンド啓蒙家・TAKEです。
今日は少し重たい話題ですが、今の日本の下向き・内向きな状況をデータで見てみたいと思います。
平成元年の世界の企業時価総額ランキングを見ると、上位10社中なんと8社がNTTや邦銀など日本企業でした。それが平成30年では10社中8社がアップルやアマゾンなどの米企業で、残り2社は中国のアリババとテンセントです。
株価指数では、この30年でアメリカのダウ平均が9倍、イギリスのFTSE100が3倍近くに上昇しているのに、日経平均は半分に下落しています。
名目賃金も、平成7年から平成27年までの20年間に、欧米では2倍近くに上がっているのに、日本は右肩下がり。つまり・・・
日本の一人負け
です。このままでは、スペインやポルトガルのような長期衰退の道まっしぐらに成りかねません。この30年間にわたる平成時代の停滞ぶりには目を背けたくなりますね。
でもいかがですか?皆さんもそのように感じておられますか?意外と今の生活にそれなりに満足しておられる方も多いのではないでしょうか?以前とそんなに変わらないし、毎日3度の食事が取れて、時には外食で贅沢し、職場や近隣の人と楽しい会話をし、年に1度の海外旅行、といった生活で何が悪いのかと・・・。でもデータは上の通りです。長期低迷の影響は気が付きにくいものです。
こうやって日本を世界の視点で客観視すると、足元の状況がよく見えてきます。そのためにも、日頃から
日本の殻を破って海外とも接点
を持っておきたいものですね。
今日はこの辺で。Until next time! y Hasta luego!